1僕が表組XTensionを使わない理由

2摩訶不思議なデータ形式

3インタフェースはこんな感じ

4ナイスな表作りに挑戦

5その他もろもろの機能

6まとめのようなもの


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●ソフトウェア・
 トゥーさんより補足

「表のフレームを上下左右別々に数値入力する仕様ですが、開発当初はQuarkXPressのと同じ方式で上下左右一つの設定でできるようになっていました。
ところが、展示会などで参考出品しているときに、「上下や左右にだけフレームをつけたいときに困る」という意見をいただき、現在の仕様に変更しました。
しかし、全体を一括して変更したいケースでは確かに不便なところがありますので、今後の改良点として検討したいと思います。」

まとめのようなもの

HX イージーテーブルは、QuarkXPressへの「なじみ度」はかなり高いんでは。つまり、「QXを陰でお助けする」っていうXTensionらしさをわきまえており、しばらく使ってるうちにQuarkXPressが元々持ってる機能であるかのように手になじんでくる。

セル内のテキスト修正中にセル書式を変更したくなった時はCommand+ダブルクリックで設定画面を開けるし、おなじみのCommand+Option+Shiftドラッグでテーブル内のフォントサイズ・画像サイズまで同時に拡大・縮小できる。つまり、いままで覚えたショートカット達は、結構な確率で使えてしまうのだ。特殊な操作方法を覚えなくてもすぐに使えるようになるんで、拒否反応を示す人は少ないんじゃないだろうか。


一方で、特定の罫線をつかんでドラッグするのに「Shift+罫をクリック」という発見しにくいショートカットが割り当てられてたり、表全体のフレームを変えるのに上下左右を一つ一つ数値入力しなければいかん(右)といった、若干いまいちなインタフェースも残ってる。


で、強引にまとめると、このHX イージーテーブルは表組XTensionに抵抗を持ってた人(僕のような)にもお勧めできるXTensionではないでしょうか。万能とは言えないけど、いままでの苦労は確実に軽減される。何よりXTensionに『表を作らされてる』のではなく、『QXで表を作ってる』っていう操作感覚は素晴らしいと思います。ではそんなところでおしまい。

●ちなみにソフトウェア・トゥーさんの製品紹介ページはこちらです。