1 そろそろPhotoshopも覚えなきゃ

2 まずは定番のボタン作成

3 影付けは奥が深い!

4 KPTはどこまで進化してるのか?

5 KPTは3Dソフトに追い付けるのか

6 もちろんその他の機能もてんこ盛り

7 そして、まとめなど

【おまけ】
学習効果ギャラリー(重いよ)




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KPTは3Dソフトに追い付けるのか

KPTはこれからどこへ向かって進化するつもりなのか? その答えが、この「シーンビルダー」にある!(かもしれない)

乱暴に言ってしまえば、他の3Dソフトで作成したデータをPhotoshop上で配置してレンダリングまでやっちゃおう、ってノリのプラグインだと思う。 3Dソフトは使ってみたいけど、どうもあのインタフェースに馴染めず手が出せない・・・そんな3D嫌いのデザイナー達をターゲットにした機能と見たり。

とりあえず、右の例をご覧ください。KPTのシーンビルダーのウィンドウ内で、オマケで付いてた3Dデータを配置。向きやら大きさ、透明度とかを決めたら、おもむろにレンダリング(G3ならほんの数秒)。

たしかに、名前のとおりシーン(光景)をビルド(建造)できるんだが、「もう一声!」と言いたくなってくる。 まず、欲しいパーツがオマケについてないときは、シーンビルダー自体に3Dオブジェクトの作成機能はないので諦めなきゃだめ。CD添付のクリップアートの範囲内でしか遊べない。

※3Dデータは拡張子「PTC」なんだけど、これって何を使って作ったデータなんでしょ?

しかも、3Dデータは単色しか付けられないので、瓶の王冠部分は黄色、ラベルはピンクといった色変更は、後でPhotoshop上で着色するしかない。 昔、Illustratorを補完する3DソフトDimensionsがあったけど、この物足りなさは、あれを思い出すよなあ。はっきり言って、このシーンビルダーは野心作だがまだまだ改良の余地あり。期待を込めて「未完の大器」と言っておくか。